よくあるご質問

18、カウンセラーからみた完全な回復とは?

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カウンセラーから見て心の問題があるなとが感じているクライアントさんとのセッションを開始してまもなく、クライアントさんが心が楽になってきた、もう治ったとおっしゃることがあります。ほんの2、3回でそう言われると、ずいぶん早いので驚くことがあります。前よりも楽になったからもう回復したとおっしゃりたい気持ちはよくわかります。

カウンセラーから見た、クライアントさんの完全回復と卒業間近と感じる印象は少し違うのでを申し上げたいと思います。それは二つあります。

一つめは、率直な雰囲気になるということです。率直な雰囲気というのは、そもそも安心して本音が言える環境で育ったという証(あかし)なのです。芸人で爆笑問題の太田さん、あの方の話し方には心の深いところからの率直感がにじみ出ていると思いますが…。太田さんの生育環境は知らないし、芸人さんをまんべんなく観察したわけではありませんが、そんな印象を持ちました。

二つめは、他の人、といってもほとんどは身近な人なのですが、そういう身近な人を動かそうとか、変えようと思わなくなることです。たとえば息子さんのことを真剣に考え、息子に良かれと考えてこうさせたい、ああなってもらいたいとやきもきしているようなクライアントさんが完全回復した場合次のようになります。「子供を私の好きなようになってもらいたいと思っても、私には無理。私にはできない」「あの子の人生だから」と自分を無理に納得させている感じではなくておっしゃいます。それは自分の領分ではないと、自覚なさるのです。

考えてみれば、そもそも20代30代の大人の人生を誘導しようとしても無理な話なのです。たとえそれがわが子であっても。他人であれば、ごくまれにピリッと辛みの効いたひと言が効をそうすることもあるでしょう。しかし、母親の場合全人生を引き受けかねないほどの迫力がある場合もまれではありません。それにお子さんからすると、お母さんのほとんどの言葉が耳たこ状態なのかもしれません。

そういう関係でずうっとこられた方が、他人やわが子にたいして「人を変えようと思わなくなる」という心境にたっすると「お母さんは変わった」と子供はすぐに感じとります。ほどよい距離感が生まれてきます。親子関係にとって、子供が親に受容されているという感覚と、ほどよい距離感はとてもたいせつなものなのです。

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