心理学ニュース

50、複雑性PTSDについて

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恐怖体験などが精神症状の原因になることが広く知られるようになったのは、阪神淡路大震災から。いわゆる大震災のPTSDですね。それまでは、恐怖体験が精神疾患につながることを、精神医療界では考慮していませんでした。この時点でPTSD問題はかなり公けになりました。

しかし、大震災のPTSDは、一回性のPTSDです。家庭内で日々恐怖体験を積み重ねて育った人はどうなるのでしょう。それが、虐待サバイバーの問題です。虐待まではいかなくとも、ニグレクト、母親のグチのたれ流し、非受容的な育児態度などなど、こうした養育態度で育てられた結果としての生きづらさがあります。これがアダルトチルドレンの問題です。典型的なアダルトチルドレン的な後遺症だけでなく、ほかにもより広範な生き方や人生の選択のパターンとして発症していることがあるのを見ると、私は、アダルトチャイルドの問題は人類の大問題と考えています。

ところがです。私は、これまで心理系の資格コレクターとしていろいろな勉強をしてきましたが、アダルトチルドレンの問題は、ほとんどとりあげられていませんでした。精神医療の先生方は関心がないかに見えて片すみに追いやられています。何らかの精神的な問題をおこす人は、あたかも本人自身の素質の問題であるかのようです。アダルトチャイルドについては、むしろ一般人のほうが興味があるようにさえ見えます。

まあそれはともかくとして、複雑性PTSDとは、日々家庭内でPTSDを受けて育った人たちが抱える問題です。子どもたちには驚くべき環境適応力があります。悪い養育環境でも、けんめいに適応して生き抜くのです。ところが、さて家庭から社会に適応していかなければならない段階になると社会不適応になることがあります。PTSDの深刻さの度合いや基本的な性格気質による反応の特異性もあります。その反応のパターンは非常に複雑です。考えてみれば、悪い養育環境とは、トラウマの集積所のようなものです。

複雑性PTSDには広範な症状があります。ストレスの感じやすさや、うつ、各種人格障害、自傷癖、死にたい病、多重人格障害、乖離、記憶障害、フラッシュバックなどいろいろとあらわれますが、これらが複合的に重なっていることもあります。典型的なアダルトチルドレンは特徴的な心の傾向を持っていますが、精神疾患というほどではないことがあります。それにくらべてみると複雑性PTSDは、重い精神症状が出ることがあります。いずれにしろ過去の外傷体験に分け入ってカウンセリングをすることが大切です。

 

 

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5 thoughts on “50、複雑性PTSDについて”

  1. 初めまして。複雑性PTSDであるかもしれない20代女性です。家族に精神疾患を持つ者が居まして、幼少期から私は悲しみや辛さをなかなか表現できずにいました。現在相手のことを考えるだけで身体に負担がかかり、相手は心から謝罪してくれていますが私はもう感情がぶれてしまっているのか、許している筈なのに相手との和解ができません。私にもかかりつけ医がいるのですが、自分の症状が複雑性PTSDに似ていることに気づきコメントを残させて頂きます。主な症状は日常的に解離を起こしていること、抑うつ状態、めまい、立ちくらみ、自己否定感の強さ、大丈夫ではないのに大丈夫だと言ってしまう、などです。どうしたらよいかわからず起床した後にこちらを見つけることができました。アドバイス等よろしくお願いいたします。

  2. 典型的な複雑性PTSDと思われます。おつらい毎日をおくっておられることと思います。症例として私にとって始めてだったのは、「大丈夫でないのに、大丈夫と言ってしまう」ということくらいでしょうか。かかりつけ医の方がどんな治療方針でのぞんでおられるのかということと、治療の進展状がわからないので、一口にコメントといってもむずかしいと思います。一時間電話か面談での無料サービスがありますので、それを利用なさってみてはいかがでしょうか。

  3. 現在高校1年の者です。

    小学低学年の頃から年上の従兄弟に昼間から性的虐待を受けていました。
    最後まで(挿入)されたことはありません。
    それがトラウマとなり、男性が怖くなり、自分が酷く汚れたもののように
    長年感じてきました。
    小学高学年になるころには自傷行為をするようになりました。
    最近フラッシュバックが酷くなり、自傷は悪化。
    父親や母親まで信じられなくなり、不眠症になり昼夜逆転生活になって不登校になっています。1日一食などの摂食障害も出てきました。動機が激しくなったり息苦しくなったり、めまいもひどくなる一方です。
    何もできない、感情を感じないかと思えばいきなり泣き出したり、集中力の著しい衰退なども起きます。
    医師にはうつ病、離人症、自律神経失調症(起立性調節障害)など
    色んな診断をされ、訳がわからなくなっていた頃、複雑性PDSDというものを知りました。
    これなら原因である虐待とも結びつくので可能性が高いのではないかと思い、コメントさせて頂きました。
    実際はどうなんでしょうか。アドバイスお願いします。

  4. 私は、現在精神科に通院中です。
    医師には複雑性PTSDと言われました。
    小学生の時に母親が再婚した相手から
    性的暴行を度々受け、暴力などを受けました。
    母親からも暴力を受けました。
    中学生の頃、児相に保護所に連れていかれ
    施設に入りました。
    薬も沢山のみました。

    自殺行為もフラッシュバックも
    自傷行為や幻聴なども…。

    入院もしました。

    私は何かを壊してしまいます。
    ガラスや時計、椅子、机、洋服、ハンガー、食器、
    教科書、携帯、もらった手紙も、
    壊したり、破ったり。

    そのたびに
    壊れてしまった物をみて涙がとまりません。
    苦しくて、悲しくて、絶望し、
    また、壊れてしまう。
    その繰り返しです。

    ただ、
    壊している時は何も感じないのです。

    鏡をみると、
    自分が化け物におもえてしまいます。

    私は、
    いつか人間さえも
    私が今まで壊してきた物のように
    何のためらいもなく
    壊してしまうのではないか。

    怖くて怖くてたまりません。

    私は今、
    リスパダールもニューレプチルも
    レボトミン、クエチアピン、ロシゾピロン、
    いろんな精神安定剤、睡眠薬、頓服
    たくさんのんでいます。

    私は治りますか?

    簡単に治る病気ではない事も
    聞かされています。

    治るまでいかなくても
    自分を怖いと思わなくなるには
    どうすればいいのでしょうか?

    私はどうすればいいのでしょうか?

  5. 私はPTSDです   

    睡眠障害とストレス腸炎など身体も不調をきたしてボロボロです

    父親に虐待され殺されかけ母親はDV離婚裁判中に自殺しました

    福祉からも酷い扱いをうけてもう死ぬしかないです

    日本は虐待被害者やDV被害者を助けるシステムが全くない

    このまま死ぬしかないと思うと悔しくて悲しくて腹がたって

    気が狂いそうです

    こんなゴミ国家に生まれたくなかった

    なんで虐待被害者が責められなきゃならないのか

    好きで貧乏人のゴミ親から生まれたわけじゃない

    虐待も母親の自殺も私のせいじゃない

    北欧のような人権が守られた国にうまれてたら

    きっと全く違う人生があったのに

    もうすぐ死ぬ

    死ぬ前に誰かに伝えたかった

    怒りを抱えたまま死ぬのはつらい

    その怒りを元凶にぶつけて刑務所に入ったほうが

    よっぽど楽だし救われます

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