心理学ニュース

242、パニック発作ー母の侵入の場合

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《混んだ電車》パニック発作は、混雑した電車などで他人との距離が近過ぎ、パーソナル・スペースが少ない場合に、呼吸が苦しくなったりします。アダルト・チルドレンの方にみられる現象のひとつです。アダルト・チルドレンは、たいていは親ごさん自身が養育力が欠けた状態で育ち、その方が子どもを育てた場合に、子どものほうにさまざまな症状があらわれることがあります。

《子どもに依存》それらの症状のひとつにパニック発作があります。なぜ人が近づき過ぎると苦しくなるのでしょうか。養育力に欠けた母親は、子どもとの間に適切な距離が保てず、近づき過ぎる傾向があります。むしろ子どもに依存しているお母さんすら見られます。10才のお子さんに、将来めんどうを見てよと言って、お子さんが自殺を図った例もあります。

《苦しさを別の症状で》混んだ電車は、子どもとの適切な距離をとれず、母親という他者が近づかれ過ぎる恐怖がよみがえるのではないでしょうか。他者に近づかれ過ぎる苦しさを別の症状であらわしているといえるでしょう。そうかといって、母親自身が近づき過ぎて侵入的であった時にこの症状があらわれるというのは、あまり聞いたことがありませんが。

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