《若さ》一度体験したことがあると、焦がれるように求めることはないようです。たとえば若さ。若さって誰でも一度は通過していますね。若いってすばらしいこと。お肌は、ツルツル、体はよく動く。でもそれに伴う、心の不安定もおおかたの人は、体験ずみです。若さってすばらしいけど一般的には、若くなくてもよい中年期以降の動かない心もよいのかなという心境になることが多いですね。
《お金》それからお金。貧しく育ってお金の苦労を幼いときから経験すると、お金へのこだわりはけっこう強くなります。幼いときの不足感は、大人になってがんばりお金持ちになっても、消えることは少ないようです。それほどに幼い時代というのは、心に刻印されやすい人生の季節といえます。