よくあるご質問

6・罪悪感やさびしさは消えますか?

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自分が悪いんだという罪悪感が貼りついていて、どうしてもとれないという方がいます。「自分は、幸せになってはいけないのだ」という思いこみや、不幸教の信者であるという妙な確信も、同じような心の在り方だと思います。

罪悪感というのは、おそらく自分が育ってきた環境が???だらけでいかにも不適当だった場合に、批判をしないで環境に適応しようという無意識のうちの幼い選択の結果なのでしょう。それがそうした否定的な自己イメージを醸成していく原因のひとつと思われます。環境を非難する前に自分のほうが変わろうということなのでしょう。生き延びるための適応スキルなのです。

これは、心のかなり深い部分に貼りついているという感覚があり、心の健康を回復していく過程で、取り去るのが後まわしになるのも確かなことです。しかし、何らかの違和感として感じられるということは、クライアントさんの心そのものではないのです。異物です。異物であれば、取り去ることが可能です。

まず、これが過去の環境適応スキルであったことを認め、そのようにして生き抜いてきたご自分の強い生命力を認めてあげてください。そしてこれは、過去には必要だったかもしれないけれど、現在は不必要になったものとして、自罰感が湧くたびに捨ててください。自罰感の客観化という目線を獲得しましょう。

こうした、作業をしつつエンパワメントと、話す(=手放す)作業を根気強く続けていきます。平行して自信をつけるセッションを個人カウンセリングの枠内で行うと、自罰感の残りかすがいつのまにか消えていたということもあります。たしかに自責感というのは、いろいろな心の傾向を取りのぞいていって最後まで残りやすいものといえます。また寂しさも、すぐにさようならをできるというわけではなさそうです。

十分に手放す(=話す)作業をつづけていくと、クライアントさんは、自分と自分の周りに対する客観的な見方をしだいに獲得されていきます。来談者中心療法のロジャーズが提唱したとおり、話していくうちにクライアントさん自身の健康な面がしぜんに強化されていくのです。

自責感の客観化や認知行動療法を行う場合は、始めのステップとして、クライアントさんが何かを感じてしまうのは仕方がないけれど、それが過去のパターン化した感情の遺物であることを、そうした負の感情が湧いたときにすぐに気づくようにするということから始めていただきます。

カウンセリングが進むにつれて、クライアントさんにつらい思いをさせた人物に対してもクライアントさんの理解が進みます。理解が進むと、その人物は脅威ではなくなり、全体的に自責感も薄れてきます。たとえ自責感の名残りがあったとしても、容認というか受容のレベルになってパワーを失っていることでしょう。

初期には傾聴的なカウンセリングで対応していきます。ある程度吐きだしたら、認知行動療法を効果的に行っていく。そうすると自信を獲得されるようです。

 

 

 

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