よくあるご質問

5・家庭内ストックホルム症候群って何?

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ほんとうは加害性があるのに、その人物を好きになるという心のメカニズムと関連があるのが、ストックホルム症候群です。ストックホルム症候群とは、誘拐されある程度の期間監禁されていると、犯人のわずかな恩恵も非常にありがたいと感じて、犯人を好きになってしまうような心の状態をさします。

誘拐でなくても、家庭内でたとえば親から受容的でない扱いを受けているお子さんの場合もそういうことが起こることがあります。私はこれを家庭内ストックホルム症候群と名づけました。お子さんは親の養育態度自体は嫌っているのですが、その親に親として健全な部分があると、そういう部分があるということから親として評価したり好きになったりしてしまうようです。

こうしたケースで評価されている健全な部分というのは、一般的な親とくらべてみた場合きわだって良いわけではなく、普通に親らしい程度でも、お子さんから非常に高い評価を得ている場合があります。

これもストックホルム症候群と心のしくみは同じだと思います。おそらくは無意識のうちに選ぶ究極のサバイバル戦略なのでしょうね。好きだと感じている人がじつは自分を傷つけた人であるという現象は、閉塞状況で起きやすいことです。

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