事例紹介

56、祖父による性被害

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《北欧の例》ある外国の性被害のお話ですが、これは北欧の例。その方は、三人兄弟の末娘ですが、祖父から毎週のように、キャンプや野外活動に誘われて行っていたそうです。そこで犯されていました。何百回か、数えきれないほど。少女時代から犯されて大人になりました。未婚です。

《過活動》家族以外には、そのことを話せても、家族には話せていないそうです。境界性人格障害とか重度のうつとか、そういった精神症状は出ていないようです。その家をよく知っている報告者によると、家族全員が病理的で、祖父がトラウマの発信者というよりも、祖父の行為も病理の一部ととらえたほうがよいとのこと。

《過活動の一環?》その家族の病理は、全員が過活動という形で表われていました。お母さんは、大変活動的な人で、地域の名士。忙しいうえにさらに、南アジアの子どもを引き取って育てているようです。この話を聞いたときに、ふと養子にとるという行為も過活動の一環(?)と不思議な気持ちがしてしまいました。

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