《心は寒々》アダルト・チルドレンの方は、よく自分に自信がないとおっしゃいます。この自信不足は、社会的な成功とは別もの。しかし不足感をバネにして、社会的に成功する方もいます。そして、彼らは、成功しても、なお心は寒々として、砂ばくのようだといいます。
《成功体験と次元が違う》何かの成功体験と、根本的な自信不足は、根源的に次元が異なるようです。成功しても根っこの自信不足は、解消されない。ここでおすすめしたいのが、実はカウンセリング。こうした自信不足は、親に受容されていないと感じる感覚から来ていることが多いようです。
《心の傷》親に受容されていないと、自己肯定感も低くなるし、自分を大切にできづらい。受容されていないことが、心の傷となって残っていることが多いようです。カウンセリングは、そうしたことを多角的に話し合っていきます。あるいは、PTSDのカウンセリングと同じで、心の傷そのものについて話していただきます。
《しぜんな自己肯定感》こうしたカウンセリングをある程度続けていきます。そうするとしぜんに自己肯定感が湧いてくるし、あるいは親のことは、もうどうでもよくなったりします。その結果として、心は親の支配から解き放たれた状態になっているでしょう。そして、自信のなさはなくなり、しぜんに自己受容ができた状態になるでしょう。