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212、ベイトソンってやはりすごいー共依存もダブルバインドも彼が発信

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《20世紀の巨人》グレゴリー・ベイトソンは、20世紀の初頭に生まれ、20世紀が暮れ始めようとするころに、その生を閉じました。彼の発信した言葉で有名なのが、ダブル・バインド(二重拘束)理論です。それから、アルコール依存症を支える例として有名な家族が依存症の維持にひと役かう共依存という言葉も彼が発信したそうです。

《正反対のメッセージ》ダブル・バインドとは、たとえば親が子どもに向かって「こっちに来なさい」と言っている場合があったとして、その顔がものすごくこわくて近づきにくいような場合です。このように言葉と態度が裏腹な場合だけでなく、放った言葉のすぐ後に正反対の言葉が何気なさそうに付け加えられることもあります。

《統合失調症の原因?》これって子どもが混乱しますよね。当サイト運営者もダブルバインドの用語集を読んだことがありますが、頭がごちゃごちゃになって混乱しました。ダブル・バインドは当初は、統合失調症の原因とされましたが、現在は、統合失調症の病因をダブル・バインドに限定するのは困難とみられています。

《マーガレット・ミードのパートナー》それから共依存。ベイトソンは、アルコール家族の実例に目をとめたわけではないのでしょうが、人と人との関係性に着目したようです。そして、彼は有名な文化人類学者のマーガレット・ミードのパートナーだったことのある人です。

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