事例紹介

53、百田さんー冗談は本気の根回しです

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《新聞をつぶさないと》政府と意見が違うメディアをこらしめようという、議員さんたちがいてその勇み足な言論に批判が集まっています。そこに作家の百田尚樹氏が「沖縄の二つの新聞は、つぶさないといけない」と発言したとして、批判を浴びました。

《冗談は斥候(せ)》そうしたら、百田氏は「あれは冗談」とおっしゃいましたが、これって訂正したことにはなっていません。そもそも冗談が、本心と正反対ということがあるでしょうか?冗談はふつう、本気がどう受けとられるのかを、チェックするときに「冗談、冗談」と言いつつ斥候(せっこう)部隊のように発せられることが多いようです。

《前言の否定にはならない》つまり、冗談は、本気のリサーチのために発信されるのです。百田氏が「冗談」と言ってもちっとも前言の否定になっていません。

 

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