よくあるご質問

51、子ども依存が病理の場合も

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《頼まれて》ある方から、娘が統合失調症なのに、薬を飲まないので、別れて住んでいる娘のところにいっしょに行って説得に協力してほしいと頼まれました。「はあ、大したことはできないとは思いますけど…」といった感じで母親との面会を拒否しているらしい娘の出入り先へのとつぜんの訪問に同行。

《娘さんは、心が丈夫らしい》ところが、不意打ちの待ちぶせで会った娘さんは、母親を拒否するその物言いから、どうやら心が丈夫そうな方のようです。とても統合失調症には見えません。お母さんは、娘が薬を飲まないのは、ともに暮らしている彼の悪影響と決めています。こうしたいざこざは過去にもあったらしく、娘さんは夜の繁華街をとつぜん駆け出して逃げて行ってしまいました。お母さんは、すぐに後を追いましたが、当サイト運営者はじきに息切れ。

《病気でないと言うと怒る》後日、「娘さんは、統合失調症ではないと思うけど…」と言ったらお母さんは、怒ること、怒ること。どうやら娘が病気であることを願っていて、成人した娘が親元を離れたのは、彼氏の悪影響と思いたい様子。

《さびしい親》かつて娘さんは、ひきこもりをやっていて、自立の季節を迎え順等に自立していったようです。このように子どもの自立を喜ばない親は意外と多いですね。自分がさびしさと向きあわなければならないから。日本では、母子カプセルといって、母と子が密着しすぎているケースが見当たります。

《本来は、子から親へ》この場合は、母親が子どもに依存しているのです。お母さん自身には、もともと子どもに依存しないではいられない生育上の欠落感というか、空洞があったみたいです。心理療法にも、親子間に境界線を引くという療法がかなりあります。アタッチメント(愛着理論)の提唱者ボウルビイは、愛着はほんらい子から親に向けられるべきものであって、親から子へのアタッチメントは、病理のサインとしています。

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