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9、パワーハラスメントを避ける方法

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パワーハラスメントとモラルハラスメントはほぼ同義です。古くて新しい問題です。比較的近年パワハラと命名されたために、最近ひんぱんに起こるようになったかのように思われるかもしれません。しかしパワハラはおそらく昔からあったのでしょうね。名前がつけられたことによって、現象そのものに関心がよせられ、カウントされる機会が増えたことと思います。

いずれにしろ、これはパワハラを行なう人のほうの病理なのですが、標的になる人はたまったものではありません。なんとかしてパワハラを受けることを避けたいと考えている方の切実な願いをかなえるべく、少し考えてみたいと思います。

パワハラに会ってしまうという方は、たとえば会社に入り、上役のパワハラが始まったというのは、初めての体験ではなく、よく考えてみると過去にも同じような経験がなかったでしょうか。

パワハラにしばしば会う方は、時としてパワーレスの状態に陥っていることがないでしょうか。つまりターゲットをさがしている人にとり、逆襲オーラや抵抗オーラがほとんど感じられないと、加害者にとってリスクが少なく安全にハラスメントを行ないやすくなります。パワハラを行なおうとしている人は、獲物を一目で見分けるといいます。

パワハラを行なっている人物自身の思考法としては、あの人は、リスクが少なくていじめやすそうだから、ターゲットをあの人に決めようという理性的な思考回路はとっていないでしょう。パワハラ加害者にとっては、ターゲットはおおいに問題がある人だと映っていることと思います。

パワハラを行なう人はターゲットになった人の何かが問題と感じているのだと思います。ターゲットになった人は、自分の問題は何なのかを知って自分の欠点であれば改めようと考えるかもしれません。しかし、パワハラを行なう人は、万が一パワハラを受けている人が、パワハラを行なっている人が満足するように改めたとしても、別の問題点か、あるいは問題があると感じる人を無意識のうちに新たに発見してしまうでしょうから。

パワハラを避けるためには、まず自信を持ちましょう。当カウンセリングサービスでは、クライアントさんの自信を深めていく作業を行なっていきます。それからパワハラが始まったなと思った時に、とても気落ちしてしまうのはよくわかりますが、パワハラにたいする対応をカウンセラーとクライアントさんとでひとつひとつ検討して実践していただけるようにしていきます。基本的に朝のあいさつ等をきちんと目を見て行ないましょう。

これは、パワハラ加害者の術中にはまらないようにする意味があります。それから彼らの思いどおりの反応をするのではなく、意外な反応や予想外の反応をすることで相手の土俵に乗らないのだよという暗黙の意思表示につながることがあります。

それからパワハラ加害者の動機のひとつとして焼きもちがあります。意外に思われるかもしれませんが、焼きもちは女性ばかりがやくものではありません。若くて容貌のすぐれた男性や、仕事のできる男性等すでに自分よりもまさっているところのある社員や、有能でじきに自分を追いこすと思われる後輩を激しくバッシングすることがあります。

なにしろ自分の将来の待遇がかかっていると、本人は無意識のうちに思いこんでいたりするので、社内での昇進の頻度の少ない女性にくらべてかえって熱心だったりします。対応のしかたは個々のケースによってさまざまです。奥の手としてこちらから、パワハラ加害者にとって意外だと思われるような好意を示す方法もあります。

しかし、これは被害者の方にとってとうてい受け入れられない提案でしょうね。いずれにしろさまざまな方法があって、むずかしいと思えることでも心理的なプロセスを経て、そのうえで一定のトレーニングをすることによって、不可能でなくなります。

そして、そうしたスキルを獲得したあかつきには、パワハラだけでなくさまざまなことに対する対応能力が確実に増しているあなたに気がつくことでしょう。

 

 

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