《境界線は育った家庭環境による》ひとの境界線の内側に侵入してしまう、または侵入させてしまう、あるいは、ぜったいに境界線内への他人の侵入をこばむので、親しい異性ができない、などといった境界線の感覚は、じつは育った家庭環境からしぜんに身にしみつくと言われます。以下の境界線内に侵入した実例集は、一見すると大したことではないように思われるかもしれませんが、決してあってはならないことです。
○日記を読む。 ○メールを読む。 ○メールを削除する。 ○手紙をかってに開封して読む。 ○子どもが風呂に入っているときに、用事がありげな様子で、脱衣所をうろうろしたり、洗い場を覗く。 ○独り住いか、結婚している子どもの家に来て、ひき出しなどを開けて、点検する。 ○引きこもりの息子のくずかごのティッシュを点検して、マスターベーションの痕跡を発見し、やめろと言うか、手伝うと言う。 ○親子、兄弟間の性的な境界線を侵す。 ○子どもの進路を「医者以外は認めない」などと言って、一方的に決めつける。 ○客に向かって「うちの娘は処女だ」などと言う。 ○子どもの進学先を一流校以外認めない。(自分の学歴がそれほどのものかと言うと、そうでもない) ○父親が娘や息子に向かってエロ話をする ○母親が娘に向かって、父親との性の悩みを打ち明ける