《》薬物に手を出してしまったかつてのスーパースターがお縄ちょうだいの身になって、法廷で、身をさらす。現役選手時代をテレビでよく見ていた当カウンセラーとしては、お気の毒ともなんともいえないような……。薬物依存症ー強烈ですね。一般的に依存症は、決意の強さだけで克服できるものではないのです。
《》法廷で真摯(しんし)に泣いていたーその涙が回復へとつながるとよいのですが…。はれて自由の身になったら、売人が接触してくるでしょうし。アルコールなどの依存症から回復するのには、「今日一日を飲まないで過ごす」これが生涯のテーマになります。
《》少しだけなら大丈夫……、というのはぜったいにバツ。たちまち後もどりです。ほんとうは、薬物依存症の自助グループのダルクなどに行かれるといいのですが、元スーパースターだと、そうもいかないのかもしれませんね。