心理学ニュース

172、関係を悪くしないでノーと言う方法

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《断りたいけど断れない》何かの誘いを受け、参加したくないのに、なかなか断れず、ようやく言えたと思ったら、これが大爆発を起こし、関係そのものが修復できないほどに悪くなるーーこういうパターンてたまにありますね。

《じょうずに断りたい》関係を悪くしないで、じょうずに断りたいですよね。たとえばレストランでの会食のお誘い。よくあるのが、一応興味を示し、日程を聞いてから、「ちょっと待って」とスケジュール表を見るそぶりをして「あっその日はあいにく」といった感じで断るパターンでしょうか。

《アサーティブ・トレーニング》毎回毎回都合が悪いとやがて「行きたくない」という真意が伝わっていき、そのうちお誘いも来なくなります。こんなふうにスムーズにいけばよいのですが、現実にはうまくいかないことも多いようです。こうした状況はどなたにもあるらしく、じょうずな断り方や要望を伝える実戦訓練をするアサーティブ・トレーニングがあります。

《参加型のほうが》アサーティブの本は、たくさんありますが、一読しただけではほとんど実践できないので、集団の訓練に参加したほうがよいてしょう。当カウンセラーも4回参加しました。訓練の場でも、お客さんににならないで、積極的にロールプレイに参加したいですね。当カウンセラーもクライアントさんと一対一で、ノーを言う練習を行い、はじめて言えたといううれしい報告を受けることがあります。

《自己評価が高く》アサーティブのエッセンスは、感情を伝えること。イヤなことを言われたときに「そう言われるとつらいなあ」といった具合にです。こう言うと、相手の方は黙ることが多いようです。これを言えるようになると、自己評価が高まります。

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