心理学ニュース

20、3・11の大震災の時、うつが一時的に治った!?

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東日本大震災のときに関東でカウンセラー活動をしていて、不思議な現象を体験しました。一時的にうつが治ったという報告をしばしば受けたことです。それまでゆっくりめに話していた方が急にてきぱきと話したりして、いったい何ごと?という感じを受けました。

また「ハイテンションになって困っている」「過活動」「軽躁状態」などの相談もありました。ハイテンションなどは、カウンセリングで治まりましたが…。これらの訴えをした方たちは、被災者ではなく、もともと多少心の問題を抱えていた方たちです。

これは、防衛機制といって心を守る危機対応の心理的なメカニズムです。タイプ分けをすると緊張高揚型といえるでしょう。病気の告知後などにもおきます。頭の中で「乗りきらなければ」と考えたというより、神経的な発奮と受け取ったほうがよいでしょう。

うつを抱えていて被災した方は、うつと被災は種類が違うそれぞがいやな感じと、おっしゃっていました。震災から、2、3ヶ月すぎたころに、うつが戻ってきたと訴えている方がいました。

考えてみれば、あの3.11以来われわれ日本人は多かれ少なかれ、緊張高揚型の気分で過ごしたといえるでしょう。女子サッカー「なでしこジャパン」の佐々木監督は、ワールドカップの試合の前に被災地の画像を選手らに見せたといいます。彼女らの精神的高揚にいくらか貢献しているのかもしれませんね。

 

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