心理学ニュース

61、人を魅了する方法

SPONSORED LINK

《クライアントさんから教わりました》さまざまな病理に耳を傾けているうちに、人を魅了することに特別に長(た)けた人たちのいることがわかりました。人の胸をぐっととらえる方法のいくつかをお知らせします。

《態度を変える》出会ったときは、こぼれるような愛嬌なので、うれしかったのに次に会ったらよそよそしくて冷たい。この態度の変化はいったいなに?このあいだのように親しくしてほしい。私のどこが悪かったの。このように相手が急に冷たくなると悶々と胸をこがしてしまいます。しかし時すでに遅し。もう相手の術中にはまっているのです。なぜならそこには態度を変えてほしいという執着がすでに生まれているからです。態度を変えることは、やさしく親切一辺倒にしているよりも、効果的なのです。ではどう対処したらよいのでしょうか?その時は、あなたも距離をとることです。そういうことをやってのけることができる人は、あなたの態度の変化を感じとることができます。すると今度は、ふたたび親切になるでしょう。

《喜んでみせる》これは、境界性人格障害者が人を支配するときに、よく使います。抜群に効果的ですが、一般人は彼らほどに芸達者に喜んでみせることは、むずかしいと思います。至芸とでもいいましょうか。お礼を言われるよりも、よほどうれしいのです。そこで一般健康人も、「うれしい~っ、ありがとう」くらいは言えるようになりたいものですね。その時のプラスの感情を口に出すことはたいせつです。

《よく聴く》以上は、やや病理的に育った方が行なうケースがヒントになりました。一般的に男女を問わず好かれる方法があります。まずあなたが好きな人を三人胸に思い浮かべてみましょう。どうですか?その方たちは、あなたの話をよく聞いてくれる人ではありませんか?人の話をよく聞く方は、一般的に好かれるのです。

《自己開示》人は、自分より下位だと思っている人には、プライバシーを明かさないと言われます。いわばこの逆療法とでも言いましょうか。積極的に自分のプライバシーを話してみるのです。プライバシーを話すといっても、何も恥ずかしいこと、秘密を明かす必要はありません。どうでもいいことでよいのです。おばあちゃんのこととか、飼っている猫のこととかを、積極的に開示します。情報を小耳にはさんだ程度の人でも、あなたのことを知っていることでばくぜんとした好意を持つのです。自分にかんすることは押し黙っていて、何も話さない人よりも、情報量の多さですでに親しみをもたれる素地ができています。

《名前を呼ぶ》「~さん」こう名前を呼ぶだけで、すでにあなたは好意を示しているのです。名前をおぼえていないということは、その人に興味を持っていないということを表しています。営業マンが、初対面の名刺交換のあと名刺をテーブルにおいて、間違えないように名前を呼んでいることがあります。あれは、そういうことで人の心をつかむトレーニングを受けているからです。

《思いがけないプレゼント》プレゼントをあげるのも効果的です。気の利いたちょっとしたものでよいのです。言葉で言うよりも何十倍も記憶に残ります。しかし、重たすぎないものにとどめましょう。たとえば近づきたいと思っている意中の彼なら、誕生日プレゼントを誰よりも早く、彼が重荷に感じない程度のものをプレゼントしてみましょう。ふり返ってみてくださいあなた自身も思いがけないプレゼントをもらった記憶は胸の中に意外に長く残っているのではないのでしょうか。

《返報性を期待してください》これまでご提案したものの中には、まずこちらからこうしてみてはいかがですか?というものがふくまれています。そんなのイヤっ。こちらから仕かけなくても好かれたいのッ、とおっしゃる向きもあるかと思います。しかしそれはぜいたくというもの。そもそも人には返報性というものがあります。何かをしてもらったら、こちらも何かをしてさしあげないとバランスが悪いというかどうも居心地が悪いという感覚です。まわりの人や意中の人が、あなたによくしてあげないと居心地悪く感じるようにしてさしあげるのが、人に好かれるコツといえます。

SPONSORED LINK

1 thought on “61、人を魅了する方法”

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください