心理学ニュース

57、虚言癖の原因は

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虚言癖の男性が現れ、大マスコミまで巻き込こんで大きな騒ぎになりました。虚言癖の原因は、かなり根深いものがあります。乳幼児期のトラウマ、アタッチメントの障害、スキンシップ不足、人生草創期における不信などでしょう。記憶にあるかないかのころからの人生の早い時期における不適切な養育環境によるものです。本人自身なぜウソをつく癖がついたのか気づくことはありません。学童期以降に浴びたトラウマなどで、虚言癖はおこりません。

不適切な養育環境を生きてきた人は、ゴマンといますが、虚言癖におちいらないヒトのほうが多いでしょう。私も数名の虚言癖の人を知っていますが、トラウマティックな環境のほかに下地の性格として、勝気、対人交流における能弁などが共通しています。

彼らは、そもそも自信がないのです。ヒトの本質的な自信というのは、直接の養育者(たいていは母)に受け入れられた感覚によってしぜんに芽生えます。幼いころから、あたたかかな関わりや視線をもらわないと、ニグレクト(無視)状態で育ちます。少年非行のなかには、怒りなどネガティブな反応でもよいから、親に自分に目を向けてほしいという無意識の欲求がある場合があります。

事件を引き起こした犯人のなかに、マスコミにとり囲まれ、フラッシュを浴びていたたまれない状況のはずなのに、その状態がイヤでなさそうな人がいます。あの虚言癖の自称研究者にもややうっとりとした雰囲気を感じました。大マスコミを巻き込んだ能力といい、ノーベル賞は無理かもしれないけどそこそこのものはつかめただろうに、すべてを失ってしまう。虚言への怒りもさることながら、あらためて乳幼児期に必要なものを与えられなかった悲劇を感じました。

 

 

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