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49、風と共に去りぬースカーレットとメラニーをアダルトチャイルドの視点で見ると

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その昔のこと、少女時代にはじめて映画「風と共に去りぬ」を見たときは、スカーレットの生き方に素直に感動しました。「なんて力強くて前向きな生き方なんだろう。私もそうなってみたい」と。しかし、家庭を持ち親として生きるようになってみると、スカーレットのことを「勝ち気で自分勝手な女性だわ。それにくらべるとメラニーは、大人の女性」と思うようになりました。

しかし、アメリカの同時多発テロの前後のころにアダルトチルドレンの大問題に出会うと、そのころから少しずつ別の見方が芽生えはじめました。私は、アダルトチルドレンの問題は、汎用性の高い人類の大問題と考えています。けっしてアルコールの問題を抱えた家族だけの問題ではない、ヒトラーは、虐待的な家庭の出身ではあるし、反応というか症状はさまざまな形であらわれるけれど、想像以上にアダルトチャイルドの問題は広がりがあると考えています。

そして、クライアントさんや、アダルトチルドレンの友人たちと「風と共に去りぬ」の話していると、彼女たちは、スカーレットのほうが率直でよい、とおっしゃるのですね。メラニーの態度は、支配的で、コントロール的だとおっしゃいます。長年、支配に苦しめられてきた方たちなればこその知見といえます。支配とは、何も強圧的な支配だけでない、弱々しげに見える支配もあれば、助けて支配もある。

なるほどねー。そう言われてみると、たしかにスカーレットはさっぱりとしているけれど。メラニーはややねばっこいかもしれませんね。クライアントさんやアダルトチャイルドの友人たちには教えられました。

それでは、レット・バトラーはどうなのでしょう。映画「風と共に去りぬ」が公開されたのは、半世紀以上も昔のこと。レット・バトラーを演じたクラーク・ゲイブルの生前をほとんど知らないので、レット・バトラーとクラーク・ゲイブルがダブってしまいがちといえます。

クラーク・ゲイブル自身は、女性に人気のあるスターだったそうです。女性から見るとすてきなレット・バトラーてすが、男性から見るとチョビひげを生やしたニヤけた女たらしなんだそうです。今は亡き映画の名解説者の淀川長治さんが、西部劇の名作「駅馬車」が、「風と~」と同年の作品だったために不運だったことを憤慨をおびた口調で残念がっていたことをおぼえています。

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