事例紹介

8、統合失調症の症状が出ました

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よく駅の近くに自転車を駐輪して、都内に出かけています。ある時、帰ってきて自転車に乗ろうとしたら、魚の骨など生ゴミの入ったレジ袋がサドルのところに中味が散らばって置いてありました。自転車をそこに置いた私も悪いけれど、悪意のようなものを感じて「あ~あ、しかたがないな」と思い、サドルが汚れているので、自転車を引いて歩いて帰りました。これがじつは、けっこうショックだったようです。

家に着いたら、我が家の車のないカラの駐車場に白い大きなゴミ袋が飛んできたらしく散らかっていました。そのうえ、私が家のなかでゴミ入れにしている段ボールが玄関先に放り捨てられているではありませんか。私は、ショックを受けました。そしてなんとなく家の前の通りの歩いてきたほうを見ました。その時です。大気が悪意ですさまじくうねっていたのです。くらくらっとしました。そのうねり方というのは、日本画などで、線描で空などに雲を描いたりしますが、それをすさまじいうず巻にしたようなうねり方です。悪意の意志を感じました。

その時娘がドアから顔を出しました。「段ボールどうしたの?」「汚れていたから捨てたの」汚れているからといって通りに面したところに段ボールを捨てるなんてとは思いました。しかしそこで大気の悪意のうねりははじけてやみました。ほんの数秒のことでした。のちにインテリ統合失調症のTさんに大気が悪意でうねっていたと話すと、「あっ、それそれ、それが統合失調症の症状」と言われました。

潔癖性でもない私が、汚され体験の三連発ぐらいで精神症状が出たとは驚きです。心の奥底にはストレスを抱えている私ですが、統合失調症とは無縁だと思っていました。たった一度のトホホな体験でそれ以来症状は出ていません。我が身の意外なモロさが表れた不思議体験としてかみしめていきたいと思っています。

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