よくあるご質問

17、共依存をやめるにはどうすればいいの?

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共依存、この恐ろしいわなにはまってしまって、なかなか抜けだせない方がいます。都合のいい女になっていませんか?けん命に仕えても、相手が世間的にダメになっていくだけだったりしませんか?そしてあげくに「あなたがやり過ぎるから彼は落ちこぼれた」などと、精いっぱい尽くしているのに、反対に妙なことを言われたりとさんざんな目にあっているということはないでしょうか?共依存は、アダルトチルドレンと同じように、精神医療の世界では、かえりみられることが少ないのですが、一般人の方でご存じの方が意外に多い言葉です。

共依存も育った家庭との関連性が指摘される言葉です。子供が育っていくのに必要な保護とケアが足りなかった家庭で育つと、大人になってからパートナーなどを自分の力でなんとかしたいという気持ちが刻印されます。これが共依存の芽生えです。子供のころ無意識のうちに状況をなんとかしたいと思ったことと関連があるのでしょうね。共依存は生きていくのに不利な対人関係の依存症です。それでは共依存を止めるのには、どうすればいいのでしょうか?

共依存をやめるには、まず自分は共依存に陥りやすい傾向があることを自覚する必要があります。それから共依存の仕組みには納得しておいたほうがよいでしょう。幼いころ育った家庭は安心して幼年時代を過ごせるような状態ではなく、ハラハラドキドキと気をもんだり心配したりと子供の心には過大な負担があったはずです。そして大人になるとそういう状態を再現しそうな相手に惹かれるーこれがおおざっぱな共依存のでき方と言えましょうか。

さて共依存の仕組みに納得しても、ろくでもないパートナーに惹かれることをおさえることができない場合があります。一般的な依存症と同じで、その害悪に気づくことも重要なステップなのですが、気づきだけでは、どうにもとまらない心の暴走をおさえられないかもしれません。そんな時はどうすればよいのでしょうか。人は、自己評価が同じくらいの人とパートナーになるといわれています。ここで、提案したいのはパートナーがどうのこうのというのではなく、ご自身の自己評価をあげることです。そうすれば支配とコントロールの力ではちきれそうな人に魅了されることは少なくなります。カウンセリングなどをとおしてご自身の出生家族などから受けた過去の傷から回復していくとしぜんに自己評価が高くなっていきます。そうするとパートナーの行動を変えたいとか、どうにかしたいというやみくもな思いが消え去っていきます。「人を変えようとしたって私にはムリ」そういう考えが自然にわいてきます。そして共依存の相手は、敏感にあなたの変化を感じとり、お二人の関係性も変化していくと思います。これが最終的な着地点です。

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