よくあるご質問

2・認知行動療法と傾聴、どちらがいいの?大震災のカウンセリングは?

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認知行動療法とロジャーズ式の傾聴を主としたカウンセリングにはそれぞれ長所があります。そこで当カウンセリングサービスでは、両方を併用しています。カウンセリングの世界の流れとしては近年、認知行動療法への期待が高まっているようです。当サービスのカウンセラーも認知行動療法のカウンセラーの資格を持っています。しかし、傾聴を主体としたロジャーズ式のカウンセリングも捨てがたいな、と感じています。

傾聴には予測以上の効果があることが多いといえます。元気が出たとか、話している最中に思わぬ気づきがあったなどです。

認知行動療法は認知つまり受けとめ方のゆがみを自分自身で気づいてもらう方向に持っていきます。何かのマイナス感情がわきおこったときに「あっ認知のゆがみがおきている」と、ご自身のバイアスのかかった感情に気づくようにします。たしかにこれは重要なことです。

それからクライアントさんが何かの問題を抱えてこられたときに、それぞれの症状にふさわしい認知行動療法のあることが多いので、適切な療法で対処していけます。しかしながら認知行動療法を実行するにさいしても、傾聴を主体としたカウンセリングを行なっておいたほうが、効果的に実行できることが多いのです。一般論としては、気づきだけでは足りない、初期には吐き出しが必要といえます。

さらに当サービスでは「どうしてこのような認知のゆがみがおきるのでしょうか?」とゆがみの根本原因にまで分け入っていきます。当初自分の認知がゆがんでいるのかどうかさえ気づかないでいたクライアントさんは、やがて原因について「はは~ぁん」と納得されます。この「はは~ぁん」は、たいへん汎用性の高いものです。

じっさいのカウンセリングの現場では「当面の問題解決」と「根本治癒」の二つの極のあいだの現実的な着地点を状況に応じてクライアントさんが自然に決めていきます。

それから当サービスでは、カウンセリングの枠をこえて、アサーション(主張訓練法)やSST(ソーシャルスキルトレーニング)をカウンセラーとの対面で行なうことができます。両方とも一種のロールプレイですね。

カウンセラーの前でできた予行演習は、現実社会でもかならず実践できるようになります。そうすると、もしもカウンセリングを受けても100パーセントの自信回復ができていない、どこかに不安が残っていると自覚されている場合でも、不安を自信へと転換することができます。いわばカウンセリングの総仕上げがロールプレイともいえるのです。

一般的にはアサーショントレーニングにしろSSTにしろ集団で訓練することが多いようです。しかしクライアントとの1対1の状況で行なえば、ニーズにあったよりきめ細かなロールプレイを練習できます。集団の場合のように大人数なので実践に参加しづらかったということもないでしょう。これは問題を抱えている方だけでなく、ごく健康な方でも有効に社会生活に活かせるスキルとなるでしょう。

寄りそいカウンセリングサービスが心のメンテナンスとしてあるいは心の支えとして機能していることはとてもうれしいことです。来談したことのある方が時間的なゆとりができた時などに再びカウンセリングを開始して人生の洗い直し作業にじっくりと取り組むこともあります。

またカウンセリングを受けているあいだに、たとえば心に打撃を受けるようなことに遭遇しても以前とは比べ物にならないくらいにダメージが小さくなっていることを発見するなどといった予測できなかったような心身への効果があり、結果的に心が強くなっているなと実感することがあります。

大震災のPTSDの場合は、傾聴が適しています。質問をして無理にほじくり出さないこともたいせつです。クライアントさんは、自分が耐えられる記憶をしぜんに選びとって話すことでしょう。質問によっては、その時点ではまだ耐えられない記憶が飛び出してしまうことがあります。

 

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