心理学ニュース

218、同性の親友は、異性との親密関係の地ならし

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《原因と治療法はちょっと古いけど》『青年期』笠原嘉著という本を読みました。クライアントさんが読むようにと、くださった本です。20年ほど前の旧い本です。アダルト・チルドレン的な指摘がなかったり、家族療法的な視点がないのは、当方としては、いささか物足りなかったのですが、文章がよいのと、古びていない青年論が展開されているのがよかったです。

《遊び仲間》同書によると、ごく大まかに言って、高校生くらいになる前の友だちは、せいぜいのところ遊び仲間程度のもの。ほんとうに親しい友人ができるのは、高校生くらいになってからとのことです。そのころに始めてごく親密な同性の親友が、人生に登場してくるのだそうです。

《親密な同性》しかも、その親密な同性の友は、異性との未来の親密関係の地ならし的な役割りを果たすそうです。親密な同性との関係を経て、やがて異性の親密関係へと人は、向かっていくそうです。そこで、はたと当カウンセラーは思い出しました。私にも高校生のころ好きで好きでたまらない同性の友人がいたのです。その方は茨城県の高萩というところに住んでいました。

《いつもいっしょ》本書によって、当カウンセラーは私がいかに彼女を好きだったのかを、ありありと思い出しました。今は連絡がとだえてしまいましたが、いつもいっしょにいました。二人で笑いあって……。そして私たちのそばにくっついていた異性と当カウンセラーは、やがて親密な関係へと発展しました。

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