心理学ニュース

187、自責感はどこから来るのか?

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《うつにもいろいろ》うつの症状は、多彩でいろいろあります。その中には、自責感が湧いてくるタイプとそうでないタイプとがいます。この自責感というのがやっかいなしろもので、カウンセラーが「自責感は、有害無益なので自責感は捨ててください」と言って、自責感がわくたびに捨てるようにお伝えし、クライアントさん自身もぬぐってもぬぐっても、それでも湧いてくることがあるという歓迎されないお邪魔虫です。

《記憶にない遠い時代から》自責感は、いったいどこから来るのでしょうか?記憶にないほど幼いころから、自分の胸に湧いていたという方が多いようです。これがじつは、お母さんの産後の抑うつ状態とかかわりがある場合もあるようなのです。

《お母さんが罪の意識を呼びさます》お母さんの抑うつ状態と赤ん坊の成長との因果関係は、乳児期のたったの六ヶ月間でさえ影響が出るといわれています。それは、低体重や歩行の遅れなどに出ます。抑うつ的な母親は、ストレスをこうむると、子どもたちを非難し、子どもたちに対する絶望を口にし、子どもたちの行動を規制するために、罪の意識を呼びさますような、方法を用います。

《根本原因のひとつ》これが、自責感の根本要因になることがあるのではないでしょうか?もちろん自責感の原因のすべてではないのかもしれませんが、これによって自責感の由来が説明できるヒントになる場合もあるようです。

《マッサージが効果的》ではどうすればよいのでしょうか?これにはマッサージが効果があるようです。母親へのマッサージも効果があって子育ての状態がよくなったし、乳児へのマッサージも効果があったという報告があります。

参考文献『愛着障害と修復的愛着療法』

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