事例紹介

47、虐待的な家庭では、ものすごい量の家事をやらされる子も

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《子どもの保護も家庭の重要な役割り》虐待的な家庭では、虐待だけでなく、年齢不相応に多くの家事をやらされることがあるようです。子どもの保護も家庭の重要な機能です。機能不全家庭では、年齢にふさわしいちょっとしたお手伝いどころでない量の家事をやらされていることがあります。

《今のおとなでもやらない》たとえば、幼児期に数晩徹夜してうめぼし作りをさせられていたり、ある方は、やはり幼児期に家庭菜園を作っていた例もあります。また、季節の変わり目に、幼児時代から家中の毛布のせんたくを風呂の浴槽(よくそう)を利用してさせられていた例も。こんなのって今のおとなでもやりませんよね。

《いつかは愛されたい》いずれもしおらしいほどけんめいになさっていたようです。母親にいつかは愛されるようになりたいと。幼児期は、よその親はどんなかもわからず、まだ自分の親批判の芽もないので、無意識のうちに、痛みも苦しみも感じないようにして環境に適応するために、家事にいそしむようです。

《よその親が驚く》いくら家事をやっても親からもらうのは罵倒(ばとう)ばかり。よその親ごさんが、たまたまその子の家事能力を目にして驚嘆してほめることがあります。いくらがんばってもプラスの評価といってほとんどなかった子にとってこれもやはりうれしいことのようです。

 

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