心理学ニュース

156、愛着障害とアダルトチルドレンー共通点と違い、それぞれの強み

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《似ている》当サイト運営者は、長いこと、アダルト・チルドレンの権威である斎藤学医師の運営するNPO法人で電話相談をしてきたので、しぜんにアダルト・チルドレン問題に詳しくなっていたようです。しかし、愛着障害も、よく似た現象を表わしているので、注目していました。

《査定法が決まっている》健全な愛着の親子関係かどうかは、1才前後の子どもの母との別れと再会のシーンを観察して愛着の査定を行なうのですが、たったそれだけで、母子関係が健全かどうかがわかるのかと思ってしまいがちですが、そのパターンがほぼその方の生涯をつらぬきます。不思議ですね。

《アダルト・チルドレンよりも広い》愛着障害の概念は、アダルト・チルドレンよりも広い現象をとらえているように思います。たとえば、回避性の愛着障害の方は、じっさいには多くいらっしゃるようですが、アダルト・チルドレンの概念では想定していないし、彼らはカウンセリングの場には現れないようです。しかし、クライアントさんの周囲にはいらっしゃるようで、多くのクライアントさんが回避性の方を問題にされてきました。

《不安型の愛着障害》アダルト・チルドレンの概念を愛着障害に当てはめてみると、不安型の愛着障害が、アダルト・チルドレンの概念に相当すると考えられます。ですから、愛着障害のフィールドのほうが、アダルト・チルドレンの概念よりも広い視野に立っているようです。

《共依存、支配とコントロール》不安型の愛着障害に特化した概念、すなわちアダルト・チルドレンが生む多くの心の傾向について、微細な研究が進み、共依存や支配とコントロール、欠けた養育環境で育った結果として、なぜ支配とコントロールが起きやすいのか等、多くの知見が積み重ねられています。まさに独壇場です。愛着障害についてけっこう文献をあっちこっちと散策しましたが、原因と治癒方法等は、アダルト・チルドレンの知見を活用したいと思っています。

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