事例紹介

41、ある虚言癖の女性の例ー高貴の出。宇治少年院のカウンセラー

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《自称少年院のカウンセラー》小保方さんと同列に見立ててよいのかわかりませんが、当サイト運営者が、巻き込まれた虚言癖の女性の例をご報告します。私が10年ほど前に「フラッシュバック」という性的な虐待を受けた女性のドキュメンタリーを出版しようというときに、モデルの女性が関西の少年院のカウンセラーをしているという女性と知り合いになりました。

《有栖川宮》モデルの女性が、その方と知り合いになった経緯はわかりませんが、そのうち私と電話で話すようになりました。なんでも高貴の宮家の出だとか。「どこのお家ですか?」「有栖川宮(ありすがわのみや)です」(有栖川宮家なら末裔はいませんから)

《あと書きをゲット》編集者に話すと、「じゃあ、あと書きを依頼したら?」と言います。なんとその女性は、権威のある出版社の出版物のあと書きをゲットしてしまったのです。うそが決定的になったのは、彼女のキャリア。ハーバードとパリ大学をほぼ同時に在籍しているのです。それから、ライフサイクル理論を創出したエリクソンの直弟子とか。これも年齢的に合いません。

《ああっ、まずい》「ああっ、まずい」おかしいのでモデルの女性に連絡をとり、あと書きの話はなかったことにしたいと申し入れました。ところがモデルの女性は、彼女の話を信じ込み、とり下げを許さないのです。彼女は大変な激情家です。

《うそが露見》そこで、宇治の少年院をはじめ、彼女が活躍していると自称している関係先にかたっぱしから連絡をとり、所在をたしかめました。そこで、はっきりとうそが露見したのです。モデルの女性は、したたかに復習しました。

《国立大学助教授夫人》虚言癖の女性のだんなさんは、某有名国立大学の助教授とか。モデル女性は、大学に知れわたるようにファックスをしました。報告によると、だんなさんの様子は、けっして青天の霹靂(へきれき)というものではなさそうとのこと。

《ワイン工場と牧場》虚言癖の女性のうそは、なにしろスケールが大きい。モンタナに牧場を持っているとか、フランスにワイン工場を持っているとか。私が「すごいですねェ」というと、電話口の向こうで、口がニヤリという形に開くのを感じました。その女性がほしいのは、おそらく承認の欲求。ウィニコットのいう基本的信頼が欠如しているのでしょうね。かなり根が深そうです。

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