心理学ニュース

141、iPS細胞に抜かれ、見なくてはならないものが見えなくなった笹井氏

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《笹井氏の心境は?》スタップ細胞は最近どうなっているのでしょうかねえ。このままでは、成果にあまり見込みがないものと考えて、自殺なさった笹井氏の心境を推し量(はか)ってみたいと思います。ここにいたるまでには、山中教授のiPS細胞に抜かれたという思いが大きく作用していたと思います。

《山中教授を意識》小保方さんが、スタップ細胞の理論を展開したときに、おそらく笹井氏は、飛びついてしまったのではないでしょうか?笹井氏はそれを待っていたのです。ES細胞の権威だったという笹井氏は、山中教授のiPSに抜かれ、あろうことか、氏は、ノーベル賞までちょうだいした。それは、胚細胞を使うES細胞への道徳的な批判のようにも感じたことでしょう。

《起死回生のホームランか》スタップ細胞がiPSを追い越す起死回生のホームランのように見えてしまったのではないでしょうか?そこで彼は、賭けたのです。賭けるという意識を持っていたならもう少し科学者として冷静客観的な視線が存在していたと思います。通常賭(かけ)る人は、リスクの存在を意識しているからです。

《疲れ果てたのでは?》小保方さんあての遺書では、相変わらず、スタップ細胞への希望が綴(つづ)られていました。ふつう希望は、生への意思につながるのですが、おそらく笹井氏は疲れ果ててしまっていたのでしょう。出口のない疲れも、死へといざなうことがあります。

《冷静客観的な視線が必要》iPS細胞の後塵(こうじん)を拝してしまった笹井は、おそらくスタップ細胞と小保方さんに幻惑されて、科学者として曇りない目で見る必要のあるものが 見えなくなっていたのではないのでしょうか?

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