心理学ニュース

136、回復の目安ーその二、見た感じや印象が変わる

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《気づきだけでは足りない》回復していくためには、悪い状況に陥ってしまった原因と結果との因果関係に気づくだけで、回復することがあります。これを除反応といいます。しかし、多くの場合、これだけでは足りません。気づきはだけでは足りないことがけっこうあります。

《自分を許す》カウンセリングで、マイナスの感情の吐き出し、その効果によって回復していくと、自分にたいして厳しさがとれていきます。自分が楽しむことを許せるようになり、自尊心も高くなります。いろいろなことにこだわりがとれて、どうでもよくなっていきます。つまり自然体になっていくのですね。

《回復はわかりにくい》しかし、正直に言うと、回復の途上にあるクライアントさんの場合、ご本人自身がはたして回復してきているのかどうかわからないこどかあります。『つい頑張りすぎる女性のための本』に「回復がなんであるかはっきりわからないままに、多くの人が回復の道を歩みはじめる」というくだりがあります。クライアントさん本人が、回復しているのかどうかわからないけれど、カウンセリングをするとなんだか気分がよいからという理由でカウンセリングをしている場合があります。

《以前よりもよくなった程度》じつを言うと、カウンセラーも、クライアントさんがどの程度の回復状況にあるのか、はっきりとわからないことがあります。わかるのは、以前よりもよくなったという程度のことも…。

《第三者からの指摘》カウンセラーが一番うれしいのは、クライアントさん、カウンセラーの双方をご存じの第三者で、カウンセリングのことをよく知っている方が、クライアントさんについて「あの方すごくよくなったわね」と言ってくださることです。クライアントさんをちょっと見知っている程度でよいのです。見た感じも印象もかなり変わりますから。

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