心理学ニュース

130、カウンセリングの副産物ー主訴の解決以外に

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《眠れた》全面解決とはいかなくても、カウンセリングをした夜は、ぐっすり眠れたという方がいます。カウンセリングをしているあいだに気分がゆるんで、眠くなってくる方もいます。ほかに気持ちが明るくなったとか、すっきりしたという方もいます。すっきりするためや気持ちを明るくするためにカウンセリングをする方はいないので、これは副産物なのでしょうね。

《衝動がなくなった》以前は、家族のよくないと思える言動にたいしてケンカをしてしまい激しい怒りをぶつけたことがあったのに、衝動がなくなったという報告があります。クライアントさんによっては、カウンセラーが、異なるものの見方を提示したりするので、そのおかげという方もいます。

《変化が親に通じる》クライアントさん自身の変化が親に伝わることがあります。そうすると親が神妙になって、おとなしくなり子どもに対する態度も変わって、うっかり(成人の)子どもに敬語を使ってしまった親がいました。

《自分を許す》カウンセリングの経過中にも、その傾向は認められますが、相当カウンセリングを積み重ねると、心は楽になります。そしてはっきりと自己肯定感が増すことでしょう。そうすることによって自分を許すことができます。また、こだわっていたことがどうでもよくなったりします。

※これらの変化は必ず起きるものではありません。

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