心理学ニュース

105、ゲシュタルト療法のエンプティチェアも活用しています。

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《有名な「図と地」》ゲシュタルト療法で有名なのは、「図と地」などの図で、この図によって見方しだいで別のものに見えるということを実感できます。ゲシュタルト療法は、ほかにもエンプティ・チェアやロール・レタリングなどのすぐれた技法を編み出しました。

《エンプティ・チェア》エンプティチェアは、一種の催眠療法とも言われ、これを行なうと、クライアントさんは、とても燃えることが多いものです。まず椅子を用意し、言いたいことがある相手が椅子に座っていることにして対話が進みます。クライアントさんは、椅子を移動しながら一人二役を演じて言い合うのです。

《燃えることが多い》通常のゲシュタルト療法は、若干の観客がいることが多いのですが、当ルームの場合、カウンセラーだけが観客になって、クライアントさんが一人で相手の立場、自分の立場、それぞれ入れ代わって演じます。興に乗ってくると、どなたも大変燃えてきます。

《効果がある理由》心理療法のひとつに相手の立場に立ってみる、というものがあります。相手の立場に立つと、被害感情がやわらぐのです。それがひとつめの効果。ふたつめは、カウンセリングが、「こういうことがありました」というスタイルの過去のできごとのカウンセラーへの報告であるのにたいして、エンプティ・チェアでは、現在形で話します。それによって現在に影響をおよぼしている過去のしこりがほぐれていきます。

 

 

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