心理学ニュース

90、裁判員のPTSD

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《裁判員のPTSD》裁判員の女性が、むごたらしいし写真を見せられて、PTSDになったと訴訟を起こしました。どうも職も退かざるを得なかったようですね。これまで、裁判員の方のそうした心情がとくに問題になることもなかったようです。

《ASD》PTSDは、大きな心の傷にたいする反応です。たとえば、東日本大震災などで、大きな心の痛手を受けたときに、人はだれでも苦しみを味わいます。一般的には、これをASD(急性ストレス障害)といい、時の経過とともに少しずつ過去のできごとになっていきます。

《PTSDは過去のできごとにならない》ところが、PTSDは、「つらかった過去の記憶」になっていかないで、現在形で作用しているのです。たとえば不眠や脅迫的回避といって、理由が本人にはわからないまま、PTSDに関連したできごとをぜったいに避けるなどの現象があります。症状は多彩です。

《易傷性》ふつうのASDとして時(とき)の流れに埋没していくのか、PTSDとして長らく居座るのかは、個人差があります。傾向としては、男性よりも女性、そして年齢が幼いほど、傷つきやすい傾向があります。傷つきやすさのことを易傷性といいます。

《個人差がある理由のひとつ》以上の男性よりも女性、低年齢などの易傷性にくわえて個人差があります。何年経ってもいっこうに過去のことにならないという、個人の傾向性の中には、もともとその人が何かを抱え持っていた場合があります。

《深い心の傷も》たとえばうつやアダルトチャイルドのような養育時の傷があると、PTSDからはかばかしく回復しない傾向があります。その場合は、表層の傷の他に、深部の傷からも回復していく必要があります。

 

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