事例紹介

32、お風呂での性的な虐待

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《サバイバー人生》そのクライアントさんとカウンセリングをはじめて、丸1年たったころようやくカミングアウトがありました。父親による性的な虐待です。その方は、50才代。DV夫から命からがら逃げてきていたのです。もともと継母による、すさまじい虐待があり、精神科医も、よく生きてきたね、と言うほどの激烈なサバイバー人生です。

《父親による性的虐待》その彼女が私に、カミングアウトしてくれました。小学校高学年のころから、それまで彼女になんら関心を示してこなかった父親が、いつも風呂に入ると彼女を呼ぶようになりました。そして指を入れるのです。そこに快感があったそうです。「最高の男だった」と正直な告白。彼女もごたぶんにもれず、その後いろいろと異性とのからみはあったそうですが、父が最高と…。

《虐待サバイバー》しかし、彼女の見た目はしっかりと虐待されて育った人の特徴的な雰囲気をたたえていました。透き通ったような幼い顔つきです。3才児でも、物理的な刺激にたいして快感反応はあるそうです。男の子のおちんちんが、幼くても反応するのと同じです。

《さびしい子》しかし、精神科医の斉藤学医師によれば、そのことをうれしいと感じるのは、究極の寂しい子だそうです。よく実母から迫害されて育ち、継父から性的虐待を受けて、喜びを感じたと正直に打ち明けてくれる人がいます。それは、やはりその人がとても寂しい子ども時代を過ごしたから。

《マイナスのストロークでもうれしい》交流分析という心理学の流派によると、プラスのストロークがもらえないと、マイナスのストロークでもうれしい、という言い方があります。ストロークとは、人と人とのふれ合いのことです。その、プラスのストロークがなければ、マイナスのストロークでもあったほうがよいという、まさにそれですね。彼女のカウンセリングは、まだまだこれからが本番。彼女は、一言で言うと、とても強く、過去に親から支配されて育ったせいで、コントロール欲の盛んな女性です。

 

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