事例紹介

29、万引き常習は病気

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《スーパーの万引き犯》夕方のニュースショーなどで、スーパーで万引きをした人がつかまり、いい年をした人が事務所につれてこられて、年若い店長に怒られたりする、みじめな姿を映されています。じつは、万引きも依存症の一種なのです。名称をクレプトマニア、切盗症といいます。

《若者の万引きは別》若者もよく万引きをするようです。集団で行なったり、お金に変えたりと、あれもかなり悪質ですが、依存症的な部分は少ないようです。たんなる悪ノリが多く、年齢とともに卒業していくのでしょう。

《万引きしたいと叫ぶ》クライアントさんのなかに、クレプトマニアのただ中にいる方は、現在はいません。しかし、アダルトチャイルドの治療の過程で、万引き経験を告白する方はけっこういらっしゃいます。子ども時代にお母さんが、ある方を連れてよく万引きに出かけたそうです。子づれだと見逃されやすいのではないのかという計算があったのだろうということです。あるとき、私が、その方といっしょに歩いていると「万引きしたい」と叫んで私を驚かせました。その方は、スーパーなどで買い物をしているときに、ふと気がつくと、警備員がこれ見よがしに、張りついていて、そのことから自分が挙動不審に陥っていることに気がつくそうです。じっさいの万引き経験はないとのことでした。

《どこかに欲も》ある方は、万引きに成功すると、ものすごく気持ちがよかったと妙な達成感について告白していました。また、どこかで得をしたいという欲もあるそうです。ある方は、財布にお金がたっぷりとあるのにもかかわらず、たった百円のものを万引きして、つかまり事務所で大泣きして、事情をさっした店側が許してくれたといいます。この時は、生理中だったそうです。ごくおおまかに言うと、切盗症は、依存症のなかでも非常に強固なものではなさそうです。万引きを実行するのは、たんにリスクが大きいからと言えるのかもしれません。ある年配の切盗症の婦人は、たった一度親子関係にかんする心の傷で泣いたあと、依存症から抜け出ていきました。

 

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