心理学ニュース

80、口の悪い人の効用?

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《78、こんなふうにアサーションしました》で、口の悪い人にたいするアサーションの実践例を報告しました。筆者のポコッとふくれたお腹を見て、即座に「そのお腹なにッ!!」と指摘した人へのアサーションです。こんなふうに口の悪い人って、たまにいますよね。思ったことをすべて口にして、自分はいたって悪気のない正直な人間と思っているようです。

《ママ友仲間にも》昔のママ友の仲間にもそういう人がいました。その人にいきなりグサッと言われるとみなその場で何も言い返せなくて、あとでその人以外の人たちとああ言われた、こう言われたと言い合うのです。

《クリームで地黒に》ところで、この項を書いていて気づいたのですが、そういう口の悪い人たちにもある種の効用があるということです。それは、本人以外の人たちが気がついていても、気がねして言わないでいることを、あえて口にするので、言われた人があらためて気づくことがあるということです。上述の私のお腹ポコッを指摘した人も、私自身でさえ、自分もお腹の状態に気がつかないでいました。それから、昔の口の悪いママ友が、ある時私が肌に合わないクリームを使って、すごく色黒になっていたらしくて、会うといきなり「何その顔!真っ黒じゃない」と言ったことがあります。その時私はうろたえました。しかし、その口の悪い人のおかげで、塗っていたクリームが肌に合わないことに気づいたのです。

《あんたって取り柄ないもんネ》その人は、ほかの仲間にたいしても口が悪く、ある人に「あんたって取り柄がないもんね」と言ったので、その仲間はすごく怒っていました。とても気のよい人です。その方は、なみ子さんと言います。ところがなみ子さんは、だんなさんから「名前のとおりすべてが並みだよネ」と言われたと言って、うフフッと笑っていました。考えてみると両者が言っていることはほぼ同じ。愛情があるのか、きつい冷たい言い方なのかの違いです。

《言い方の違い》肌に合わないクリームについては、他にも思い出されます。その時も肌に合わないクリームをつけていたらしく、ある時アルバイト先の同僚が、ためらいながら「ねェ、スキーにでも行ったの?ずいぶん陽焼けしているように見えるけど」と言って、その時つけているクリームが地黒に見えることを指摘してくれました。指摘を受けたとき、私はショックは受けず、静かに、ああクリームが合わないんだなと思いました。他人に何か指摘したときに、怒りをかうのか、感謝されるのか言い方ひとつですね。それと、言いにくいことを言うときに、ためらっている様子が見えるのも感じがよいものです。

 

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