心理学ニュース

78、こんなふうにアサーションしました。ーその1

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《面と向かって悪口を言う方が》JUSTというNPO法人に、毎週一度出かけています。ここに人をやっつけるのが大好きなSさんという人がいました。見た瞬時に性格の強弱をかぎわけるみたいに、やっつける人とそうでない人を仕分けするようです。で、私は、やっつけられるほう。私の友人のとても気性の強い人の前では、ごくおとなしく振る舞っているようでした。

《怒りの変形物》ある時Sさんが、私に向かって何かガミガミと言っているので、ふと「それって怒りの変形物?」と聞いてみました。彼女はなぜか、構えがとれたみたいにふいに笑顔をこしらえて「怒りの優雅な表現」と言いました。「はあッ?」どこが優雅なのでしょうか?Sさんは、精神科医のS先生の患者。先生からつねづね「怒りは優雅に表現しましょう。『私は怒っています』と。」と言うようにと言われていたことがあとからわかりました。

《思わずアサーション》またある時は、会ったとたんに私のお腹を見て、「何そのお腹、便秘ッ?!」と叫ぶように言いました。私もあらためて、自分のお腹に視線を落としてみるとたしかにお腹がポコっ。そういえば、便秘でした。しかし、私は腹を立てて叫びました。「ああ、また悪口大王に悪口言われてしまったようっ」と。その後Sさんからの追撃はなかったようです。自分のイヤな気分を口にするというアサーションをはからずも実行していたようです。

《いじめに会ったと自覚》Sんは、底意地は悪くないのですが、こんなふうですから、仕事が長続きしません。NPO法人もじきに去りました。しかし、彼女自身の自覚としては、自分は、いつもいじめに会っているというものでした。

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