心理学ニュース

71、アダルトチャイルドの方の最終的に残りやすい問題

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《額面どおり》かなりカウンセリングをしてきて、最後に残りやすい問題があります。その一つは、養育環境に由来するものだと思われます。それは、言外の意味や、ニュアンス的なもの、言葉では直接表現されていないけれど、それはこういうことを意味しているということ、このような世の中の本音のグレイな部分を察することができにくい方がいることではないでしょうか。完全に回復されているように見える方もいらっしゃる一方で、杓子定規な解釈や額面どおりの解釈以外は想定外だという方がいらっしゃいます。これは、一つ一つ習っていくと良いようです。そうかと思うと、非常に熱心に裏の意味というか、真意をさぐろうとする方もいます。だまされるのじゃないかという気持ちと関連があると思います。

《適当、自己流は不可》道徳の教科書のようにかんぺきな道徳を身につけていて、それが半ば本音と化していて、世の中ではそうは言ってもこのほうが自分が楽だから、こうしよう、というように少し自己流に適当に解釈してしまうところがカケラも見当たらないといった感じの方もいます。

《幼いころの境遇と関連》これは、おそらく幼いころの境遇と関連しているのだろうと思われます。親が怖かったり、今日は機嫌が悪そうだというように、子ども時代に親への対応ばかり考えて育つと、そのことで頭がいっぱいになり、安心して他のことに思慮をめぐらすことができにくくなっているのではないのでしょうか。あるいは、虐待を受けて育つと心は12歳以下にとどまると言われていますが、子どもの心と関係があるのかもしれません。

《建て前と本音の使い分けは微妙に必要》「こういうことを言われたけれど、それってどういう意味か」と聞いてくる方がよくいらっしゃいます。ひとつひとつ私が言外の意味を想像して申しあげると納得していかれるようです。生まれてから何十年間知らなかった建て前と本音の使い分けを一から習っているのです。建て前と本音の使い分けなどしないほうがいいと言う方もいらっしゃると思いますが、これが生きていくうえで微妙に必要なのです。

 

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